2005年のビンタン島旅行記~続き

8/27、目を覚ますと外には海。
それだけで幸せな気持ちになれる、都会っ子の私。
早速朝食を取りに行くと、どこか挑戦的なウェートレスに日本料理屋へいかされる。(ビュッフェ用のレストランはテーブルがでかいとの理由)
レストランでは、本人の歌声ではないサザンや槙原のりゆきが掛かっている。
カラオケテープの模範編かな。
腹いっぱいになり、ちょっとダラダラ後、海&プールへ。
海は期待していたよりキレイですが、魚とかはいません。
下田のグレードアップと言う感じかなぁ。
最近アクティブな私は、今頃初バナナボート挑戦。
台湾人だかの女子3人組と一緒に乗らされる。
…が、女子がバランス取りが下手で何度も落下。
人のせいで海に落ちるなんて割に合わない。
私には向かないなり。二度と乗らないだろう。
それで、気を取り直しジェットスキーに。
普段はボーっとしている私だが、何気にスピード狂の気があるので(フジヤマ大好物。三回連続で乗りました。)、気分は海のギャング(シャチ?!)です。
男を後ろに乗らせるのはここでは私くらいかも。
(相方の名誉のため、交代で前に乗ったり後ろに乗ったりしました。)
グァムなんかと違って、かなり広範囲をぶっ飛ばせるのが気分いいですね。
アクセル全開!おでこも全開!!
海でシャチになった後は(女なんだから人魚を目指せや、自分)、プールの中のバーでカクテルなぞ。
水につかりながらトロピカルカクテルを傾けると、リゾートに来たって気がして嬉しいのだ。
そして広めのプールで遊び、デッキチェアでぼーっとし、ビーチサイドでマッサージ。
う~ん、極楽♪
夜は、シーフードやお肉の鉄板焼きレストランへ。
ショーケースの伊勢エビの活きが良すぎて(しかもでかい)、隣の貝のエリアに進出していたのが笑えた。
エビやイカ、ステーキなんかを注文して、お腹いっぱい。
デザートのケーキも普通においしかった!
そして、夜は楽しみにしていたマングローブツアー。
ほたるを観に行くのです。
何故か異様にトイレが近いこの日の相方。
「何カ質問はアリマスカ?」
「トイレ貸してもらえませんか?」
途中二度ほどトイレに行っていた。
川のほとりにつくと、ガイドさんが液体の虫除けをくれた。
風呂に入ったばかりだが、異様に虫(蚊)から寵愛を受ける私としては、かなり厚くぬりたくった。
暗闇の中、静かにボートに乗り込む。
川幅は随分広い。
陽気なガイドがボートをこぎながら案内する。
ボルネオのマングローブクルーズを思い出す。
やっぱり近いから似てるのかな…
昼間であれば動物が見えたりするのだが、夜は蛍オンリー。
しかも、蛍村(たくさん集まっているところ)に行かないときれいじゃないのでそれまでは暗闇と虫の声の洗礼を受ける。
でも、静寂とマイナスイオンの中も悪くはない。
「クリスマス・ツリー!」
蛍がたくさんいるようだ。
たくさんの蛍が光っている。
ガイドさんによると、シングルの蛍たちは低い場所でチカチカ光り、カップルになるとハネムーンで高い場所に移動するらしい。
しかも光り方が変わるんだとか。
「俺はここにいるぜいっ!」って光って、シングルの女子に知らせているわけですね。
「ハハ、なかなかイイと言ってくれる人がいなくてね」なんて、シングルの女子を騙す不倫男に見習って欲しいものです。
(注:私の周りにはこのような男性が存在していましたが、学習効果により私は被害にあっておりません。セカンドなんてもってのほかです。)
久しぶりに蛍狩りも楽しめ(すぐ逃がしたけどね)、楽しい夜でした。
あ~あ、ビンタン島最後の夜。
もう明日帰国です…
そして、翌日シンガポールでマッサージを巡り相方と喧嘩したのも、今となってはいい思い出だ(笑)