実技試験について ~事前準備~

服装やテーマについては既に何度か書かせていただきました。
話し方や聞き方も大事ではありますが、クロージングが大事です。
「実技試験、ダメだった…」という方は、服装の他にも、クロージングでしくじってしまった可能性があるかも知れません。
恐らく、実技試験が終わった後に、試験官から「この資格を取ったらどうしたいですか?」とか、「何でこの資格試験を受けようと思いましたか?」とか、「養成講座を受講中に印象深かったことはありますか?」など聞かれます。たった今試験が終わってホッとしたところで急に言われると、なに話せばいいのっ?!と戸惑ってしまうことも多いでしょう。
…なので、予め回答を考えておく必要があるのです⭐
かっこよく専門用語を使う必要はありません。
「何故産業カウンセラーになりたいのか」というようなことを、シンプルに誠意をもって伝えられるように、自分の中でまとめておきましょう。
養成講座を受けるきっかけとなった出来事や目標などを混ぜ込みながら、3分くらい話せれば大丈夫です。
実際に紙に書き、喋ってみて時間を測ると良いですね。
質問が何になるか分かりませんが、先述のようなことを考えておけば、大体応用が利くと思います(笑)。
ポイントは、決して大きいことを言わない。
等身大のことを、丁寧に話す。
例えば、「勤めが長くなる内に、後輩の相談に乗るようになった。もっと専門的なことを勉強したら、更に人の役に立てるのではないかと思い、探しているなかで産業カウンセラーという資格を知った。」など、自分の話を入れ込むと話しやすくなります。
声の抑揚、大きさについても意識してください。小さすぎるのも行けませんし、淡々としすぎていると冷たい印象を与えます。逐語記録のつもりでしゃべりましょう(笑)。
言わずもがなですが、風邪などひかないよう、健康管理もしっかりしてくださいね!