産業カウンセラーかキャリアコンサルタントか

産業カウンセラーを目指す人にとって、気になるものが「キャリアコンサルタント」だと思います。
産業カウンセラーが国家資格でなくなった代わり?に、現在キャリアコンサルタントが国家資格となり、頑張って取得している方も多いと思います。
実際に、応募資格の中に「キャリアコンサルタントの資格保持者」という就職(採用)の募集も何件か見ました。
…とは言え、キャリコン自体まだまだカウンセラーとの棲み分けが出来ていないような感じに見えました。(むしろ、産業カウンセラーの方が案件としては多いかも?)
実際に、私の養成講座受講時の同級生は、学科試験合格で保留にしたままとのこと。理由は、年間一万円の会費が倍掛かるから、ですって(笑)。
また、産業カウンセラーで叩き込まれた傾聴と真逆になるので、何だか馴染めず、やむなくシニア産業カウンセラーを目指す、と言った子もいました(笑)。
私自身、立ち位置を定めてクライエントの求めているものを考えれば、傾聴だけて難しいことは百も承知ですので、ベースは産業カウンセラー+αでいけば、特にキャリコンはなくても良いかな?と思っています。
ちなみに先日、カウンセラーを多数抱えている、という企業の話を伺う機会がありましたが、キャリコンはまだまだ世間の認知度が低く、中途半端な感じがする、とおっしゃっていました。その企業にいるキャリコン保持者の方に限る話かも知れませんが、対外的にはまだ産業カウンセラーの方が知名度も高く、使い勝手が良さそうですよ⭐