職場のボーリング大会

昭和にありがちな(平成だったけど)、職場でのボーリング大会の想い出てす。
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今日は職場でのボーリング大会。
前回は欠席者がほとんどゼロという脅威の出席率を誇ったこのイベント、今年は三部署合同で、品川プリンスにて開催☆
(若者2名が毎回幹事を務めてくれる。おつかれ!)
今回、私の上司で同期でもあるヒヤマさんとナトリさん(共に仮名)、そしてしんちゃんの計4名の既婚者チームであった。
ところが、当日第5の謎の男が加わるという。
一体誰?
品川に着くと、既にみんなベストボールを求めてふらふらしている。
私も急いで靴を借り、コート、いや、レーンに向かう。
すると、そこにはフツーに靴紐を結ぶ同期で同僚のヨシダさん(仮名)が。
「いけるか分からなかったから、保留にしておいたんだ。」
何の事はない。謎の男はいつものヨシダさんだった。
通常、ボールは「8」を使う私。
今回も当然それを持って来た。
…が、いやにすっぽぬける。
久しぶりとは言え、ガーターまでしてしまった。
…仕方ないので、「7」に変更。
軽いが、こちらの方がすっぽ抜ける事はない。
…どうも最近、指が昔より細くなってる気がする。
体は太くなっているのに…(T_T)
ゲームが始まり、暫く経ってもヒヤマさんがちっとも来ない。
「遅いねぇ…」
もしや迷っているのでは、と隣の男子に携帯番号を尋ねる。
「ヒヤマさん、携帯持っていないんです。」
…とーーーっ!そう言う攻撃に来ましたか…
仕方ないので、ヒヤマさんはスキップです。
パカーン!
両隣のチームからはピンのはじける音と歓声が。
その点、既婚者チームは地味です。
「…でもさぁ。みんな何気にいいとこいってるよね。このチーム、もしかするかもよ?」
不意にヨシダさんが口にした。
その後、みんな気負いなく投げているのに、ストライクやスペアが続く。
「…ここでヒヤマさんが来たら波がひきそう」
終盤、このままヒヤマさんが来ない方がいいんじゃムードに包まれ、全員絶好調で終了。
特に、ヨシダさんは180超えの大健闘。
しかし、私は既に腕が重くなっていた…
2G目。
まだヒヤマさんはやって来ない。
すっかり「休み」扱いにして先に進むワレワレ。
隣は、どうやら色系に走っているようだ。
ちょっと黒いデブがカラフルなボーリングの玉を頭上にかかげ、踊りながら投げる姿は
まさにアシカショー。
しかもストライプのシャツを着て腹が出ているので、異様にスイカっぽい。
その内、隣チームは足の引っ張り合いになる。
ガーターコールが起こる辺り、すっかりワレワレにまで「マイナスイオン」が浸透。
徐々に、ワレワレのスコアも下降気味。
「間に合ったー」
そこに、忘れかけていたヒヤマさん到着。
「ヒヤマさん、最初10回連続で投げてください」(1G目の分)
「ウン。」
確かにヒヤマさんはウンと言った。
「それは辛いよ。まずは4回分でいいんじゃない?」(2G目の遅れ分)
「そうだね、じゃヒヤマさん先ずは4回で。」
「あ、うん。」
この時も確かにヒヤマさんはウンと言った。
ヒヤマさん一投目。2ピンほど倒れる。
「いやー下をグルグル回っちゃって。」
一投しかしていないヒヤマさん、何故か席に座ろうとする。
「ヒヤマさん、後もう一投しないと」
「あ、そう?」
また3ピンほど倒れた。
「疲れちゃうよねー」
また席に着くヒヤマさん。
「ヒヤマさん!後3回分ですよ!!」
「えぇぇっ」
すごくイヤそうに投げるヒヤマさん。
「さっき、ウンって言ったよね…」
「うん、しかも10回って言った時まで言ってた。」
ヤケになりながら、しぶしぶ投げつづけたヒヤマさん。
どうやら学生時代ぶりくらいらしく(16年ぶり?!)、よくルールも覚えてない模様。
よって、スコアもかわいい数字。
…この時みんなは危惧していた。
これで、恐らくワレワレの優勝が消えたであろうことに…(爆)。
しかし、ヒヤマさんのオチャメ振りは大変に微笑ましいので、ある意味みんな温かい。
パッカーン!
ついにヒヤマさんストライク!
「おぉぉぉっ!!」
手を叩きあうチームメイト。
そして、またレーンに向かうヒヤマさん。
「ヒヤマさん!もう投げなくていいんですよ!!」
「あ、そう?」
…ヒヤマさん、最年長なんですけどね…(爆)
面白すぎます。
そして、チーム優勝は他チームに奪われるものの、何故かすがすがしく終わる。
(ちなみにチーム優勝は全員で商品券1万円分)
打ち上げは「笑笑」にて。
…料理はやっぱり「笑笑だな」って感じなのね
せっかくなので、仲の良い女子と違う部の方の集団に混じる。
幹事はだんだん酔っ払いになったので、たまにあやす。
去年は五反田でかなり遅くまで飲んだけど、今回はさらっと1次会で終了。
たまにいいよね~、こういうの♪
p.s.翌日の腕の痛みといったらそりゃかもう…