逐語記録は最難関の課題

産業カウンセラーの養成講座の通学コースがなくなったといえど、恐らく、そろそろ逐語作成の季節ではないかと思います(笑)。
逐語記録は、講座から出される課題の中で、最大級の手間と難易度を誇ります。
2月28日にも↓で書きましたが
https://takahashiakari-counselor.com/産業カウンセラー養成講座を受講する方へ
逐語は組む相手を選ぶところから勝負が始まっています(@_@)
私の時は、組む相手は指名で先着順、というものだったので、聴いてほしい人は選べた割に、聴く人は最悪な結果になってしまいました(^◇^;)
じゃんけんとかくじ引きで決めるのでなければ、目的に沿ってさっさと相手をリクエストをした方が良いです!
…と言う訳で目的別にまとめますと、
①「課題」をきちんと仕上げ、自分のロードに負担を掛けたくない場合
実技試験や周りを観察してきて思ったことですが、「良い記録を作ろう」(Aの評価を目指す)「手間を掛けたくない」と思うのであれば、なるべく同世代や同性を選んだ方が無難です。
お互い共感しやすいし、話自体も無難な展開でまとまるので、レポートにしやすいでしょう。
②将来に備え、「きっちり時間を掛けて考えたい!」「リアルな体験をしたい」など、実践的で向上心あふれる場合
上述の①とは逆に、あえて異性や違う世代の方と組むと、「そう来る?」「何言ってるのかわからない…」など、非常に頭を悩ませながら進むことになります。実際のカウンセリングでは、マニュアル通りに進むわけもなく、想定外の出来事だらけですので、リアルな逐語記録の作成を望むのであれば、あえて難しそうな相手と組むのも後につながる勉強になると思います。
で、恐らくSDカードを購入して、家のPCでちまちま聴きながら書くことになりますが、まーー何言ってるんだか聴きとりにくいです。沈黙の場合、秒数まで数えないといけませんし。
何言ってるんだか分からないのをそのままにすると、当然提出後で減点です…
私は、速度を倍以上ゆっくりにして、何度も戻し、何度も止めながら、少しづつ書き写していきました。
「振り返り」欄のコメントはなるべく埋めて行き、余白は少なくしましょう。
いくら完璧に逐語そのものが出来ても、振り返りの余白が多かったら減点です(笑)
再提出になってしまうそうなので、お気を付けください。