逐語記録レポートの作り方

引き続き、逐語記録のお話。
逐語記録の際の話し方やパートナーの選び方、テーマについてなんかはお話しましたので、いざレポート作成について書いてみようかと思います。
あくまでも、私の実勢したやり方ですので、 もっと効率的なものもあるかと思います。
そこについてはご容赦下さいませ(ぺこり)。
①まず、フォーマットを作成する。
まず、PCで打つのが大前提。手書きでも可能なように、原紙はもらえますけど、現実的ではないので…(^-^;
②秒表示ができる状態にして、音量おおきめにセットする。
ヘッドフォンなどを利用した方がやりやすいです。
③一文(会話の区切りのいいところ)ずつ聴きながらタイピングしていく。
音声からデータ化できるものもあるようですな、初めての逐語ですので、聴きながらが良いのではないかなと思います。
最初は通常の速度で、分からなかったり聞き取れなかったら、速度をゆっくりにして何度か聴き、なるべく全文書きます。
(レポート提出後、作成者本人が分からずに「?」で済ませていたところを、先生が一発で正解を指摘していました…さすが。)
正確さも採点基準ですので、なるべく間違いがないように。
④その際、沈黙も数える
(15秒間沈黙)など、時間も必要です。
また、沈黙の箇所は結構重要ポイントになります。
⑤振り返り
逐語のタイピングが終わったら、カウンセラー目線の振り返りを記入していきます。
なるべく余白がないよう、コメントで埋めましょう。
…これが大体の流れになります。
振り返りの種類というか、具体的に記入すると良いようなことを幾つか書いておきますね。
⭐クライエントの状況
声のトーンが下がっていった
苛立ちが感じられる→カウンセラーへの不信感が芽生えてしまった?
だんだん表情が明るくなった
⭐カウンセラーの解析や反省など
傾聴していく中で、クライエント自身に気付きがあった。
沈黙が続いたので、質問をした。
アドバイスを求められ、答えてしまったが、まずは共感し、傾聴すれば良かった。
⭐状況の説明
要約した
話しやすい雰囲気が続いたので、共感しながら寄り添った。
…こんな感じでしょうか。
レポート作成はかなり大変ですが、良い勉強になりますし、振り返りはテスト対策になります⭐
頑張ってくださいね♪